1. はじめに
障害年金は、見た目に分かりやすい障害だけでなく、人工関節のような内部障害でも対象になることがあります。
しかし、「人工股関節を入れただけで年金なんてもらえるの?」と疑問に思う方も多く、制度を知らずに申請しないままになっているケースも少なくありません。
この記事では、実際のご相談事例をもとに、人工股関節で障害年金を申請した経緯や、当事務所のサポート内容をご紹介します。
2. 事例紹介:申請のきっかけ
ご相談者は60代の女性で、長年にわたり変形性股関節症に悩まされていました。歩行時の痛みが強くなり、最終的には人工股関節の置換手術を受けることになりました。
手術後も以下のような制限が残り、日常生活に支障を感じていたといいます。
・外出は短時間が限界。長く歩くと痛みが出る
・階段の昇降に不安があり、手すりが必須
・家事の動作も制限され、生活にサポートが必要
そんな折、インターネットで「人工関節でも障害年金の対象になる」という情報を偶然見つけ、「知らなかった!本当に申請できるの?」と驚きつつ、当事務所に無料相談を申し込まれました。
3. 当時の状況
ご本人は人工股関節を両側に入れており、医師からも「日常生活には注意が必要」と言われていました。
実際に
・就労は困難で、収入が少ない。
・外出にはタクシーを使うことが多い
・痛みと動作制限のため、常に家族のサポートが必要
「このままでは生活が成り立たない。でも、自分一人で申請は無理そうで…」とご相談くださいました。
4. 社労士事務所に依頼した理由
「人工股関節ではもらえないと思っていた」が、無料相談で制度のことをしっかり説明され、安心できた
・病院に診断書をお願いする際も、どう伝えていいかわからなかった
・自分で書類を集めるのは難しく、何をどう準備すればいいか不安だった
・成果報酬制なので、結果が出るまで費用が発生しない点も安心材料になった
5. 当事務所のサポート内容
初診日や手術歴、障害認定日に関する情報を整理
医師に正確な診断書を書いてもらえるよう、依頼文を添付
年金事務所向けの申請書類をすべて作成・チェック
ご本人には無理のない範囲で確認と署名のみお願いし、スムーズに申請
6. 申請結果とその後の生活
当事務所のサポートの結果、障害厚生年金3級の受給が決定。年間およそ60万円の受給となりました。
その後は:
通院や外出にかかる交通費の負担が軽くなった
バリアフリーの住環境整備にも年金を活用できた
「精神的かなり安心できた」とご本人から感謝の言葉をいただきました
まとめ
人工股関節でも、一定の条件を満たせば障害年金を受給できます。
「知らなかった」「自分は対象外だと思っていた」という方こそ、一度制度を確認してみる価値があります。
当事務所では、無料相談・成果報酬制で対応しています。
「これって申請できるの?」という疑問でも、遠慮なくご相談ください
人工股関節で障害年金はもらえる?実際の事例から解説(社労士事務所の事例)
2025年6月5日

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